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20170708

買い損

「エイリアンVS.プレデター (Alien vs. Predator)」

※今回もジャケ画像はamazon様より転載です。

 この作品、全く期待していませんでした。
 そもそも、ギーガーが創りあげた傑作「バイオメカニクス」をショッカー戦闘員のごとく大量に出てはヤラレを繰り返すような扱いをする、エイリアン2」のような演出が大嫌い(宇宙海兵隊のスマートガンだけはカッコイイね!) だし、ハイテク原住民のようなプレデターの見てくれもあまりカッコよいとは思いません。
しかし暇つぶしに観たこの作品、そこそこ面白い内容でした・・・。


 そんなこんなで買ってしまった「 エイリアンズVS.プレデター(Aliens vs. Predator: Requiem) 」です。


 プレデターに寄生して誕生した「プレデリアン」のビジュアルはホットトイズの製品写真などで見ていて、(「エイリアン2」のクイーンに比べれば)いくらかマシだなと思っていました。

ホットトイズ製。(この画像はネット検索より)
よくよく見たらニセギーガーみたいでいまひとつか。

しかしこの作品、本当につまらなかった。

  前作で死亡したプレデターの遺体を積んだ宇宙艦。やがてプレデターの遺体に寄生していた「プレデリアン」は孵化。そもそも生態を知っているのに(寄生されているかも知れない)遺体を宇宙船に保管していたプレデターたちの頭の悪さはいかがなものでしょう。
 異常な速さで成長し(笑)プレデターたちを殺戮、小型艦で脱出しますが逃げ切れず地球に不時着。さすが「プレデリアン」、宇宙船も操縦できる頭の良さです。
 やがて「プレデリアン」から派生したのか、エイリアン軍団は街の住人たちに次々と寄生し、エイリアンズ、プレデター、人間の三つ巴の戦いが繰り広げられます。全編ほぼ夜間、闇に蠢くクリーチャーたちを延々と見せられる苦痛はなかなかのものです。もう、本当に損した!購入はお勧めしませんので、まずはレンタルでご確認ください。

 エイリアン関連の映画作品は

「エイリアン(Alien)」
「エイリアン2(Aliens)」
「プロメテウス(Prometheus)」
「エイリアンVS.プレデター (Alien vs. Predator)」
「 エイリアンズVS.プレデター(Aliens vs. Predator: Requiem) 」

を観ましたが、どれも大して面白くない印象です。
思い出深い(笑)のは「プロメテウス、壮大なビジュアルでつまらないという一編で、この作品を観てよくよく考えてみれば、「エイリアン」もギーガーズエイリアンあってこその作品です。傑作率で表すと、ギーガーズデザイン8、ストーリー・演出2くらいか。
あらためて、話自体はアレだったなあということに気付かされました。


 前々から気になっていた「28日後…(28 Days Later)」もまた、想像の範囲内の展開でした(しかも後半無茶苦茶)。もう観ることないなあ。
せっかくの特典映像も翻訳ナシという、配給会社の愛情の無さにも辟易です。

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