トミノ監督が手掛けるテレビマンガ(アニメーションて言い方が大嫌い)は常に時代を作り上げてきました。
ただ、「毎週放送」「視聴層」「売れる玩具」「人件費」「当時の技術(手描き)」などの様々な制約により、毎回スキ無く面白い作品を創り上げることは不可能でした。
これはレーザーディスク・マイブーム(2015ネン頃の・・・笑)で買い漁った僕が視聴した作品に限りますが、率直な感想です。
「機動戦士ガンダム」(1979年~)から続くトミノ監督が手掛けるテレビロボットシリーズ(・・・その前にも上川 隆也さんが大好きと公言しておられる「無敵超人ザンボット3」などもありますが・・・)は、それまでの主役ロボ対毎回違う敵ロボの戦いのみを見せるようなパターンではなく、以降に続く作品も「戦争」「遺跡」「西部劇」「スターウォーズ・笑」など様々なテーマを取り入れたところが斬新でした。
今回はその中より「ファンタジー」、「聖戦士ダンバイン」(1983年より放送)の巻です。
全編を通すとあまり楽しいハナシではありませんが、前半の、合戦がもつ高揚感や牧歌的な雰囲気など見どころが多い、異色のロボットマンガです。
詳しいお話はレンタルで視聴いただきたいので大きく割愛しますが、「バイストン・ウェル」という異世界で製造される「オーラバトラー」がと~ても魅力的なのであります。
オーラ力と呼ばれる人の精神エネルギーを動力源とする機動兵器の総称。主に「恐獣(強獣)」と呼ばれる巨大肉食獣の筋肉繊維や甲殻等を用い製造され、多くは昆虫に似た外観(一部の物やオーラシップは除く)を持つ。基本素材に生物の一部を利用しているため、長期間稼動しないと腐敗や劣化が進むことがあり、水中に沈めて保存する場合がある。
さて、生物の曲面で構成されたオーラバトラーを玩具やプラモデルなどの工業製品で再現するのは非常に難しいものがありました。その不満はやがてガレージキットとして、個々の造形師たちのアーティスト性を活かした作品となり、ガレージキットメーカーなどから続々と発表されています。
後年、玩具メーカー バンダイからも竹谷隆之さん監修(?)による「ロードオブバイストンウェル」シリーズとして数体が発売されました。
このシリーズ、手首が露骨にムシっぽいのですが、同社S.I.Cシリーズのものに挿げ替えるとカッコイイ、と思います。
久々に「聖戦士ダンバイン」を観終え、同じ素材なのに色が違うのはおかしい。という友達の千ちゃんからのもっともな意見を踏まえつつ、自分なりにもう一度、主役機ダンバインについて考えてみましたよ。
恐獣の甲殻を加工した外殻はそれぞれ違う樹脂で染められている(胸のキャノピーは材質上大差なかった)。「眼」にあたる部分は肩、腿と同じ象嵌のはめ込み仕上げで、頭部のカメラにあたるものは口の中の縦2個の丸。本体の外寸やデイテールは自然素材ゆえ微妙に異なる。
オーラコンバータの側面に剣を装備。剣は騎士らしく優雅な装飾が施されてはいるものの、オーラバトラー同士の戦いを前提にしているため「鉈」であった。腰にはオーラショットの予備マガジンを2本装備。
そんなとこでしょうか。
ただ、「毎週放送」「視聴層」「売れる玩具」「人件費」「当時の技術(手描き)」などの様々な制約により、毎回スキ無く面白い作品を創り上げることは不可能でした。
これはレーザーディスク・マイブーム(2015ネン頃の・・・笑)で買い漁った僕が視聴した作品に限りますが、率直な感想です。
「機動戦士ガンダム」(1979年~)から続くトミノ監督が手掛けるテレビロボットシリーズ(・・・その前にも上川 隆也さんが大好きと公言しておられる「無敵超人ザンボット3」などもありますが・・・)は、それまでの主役ロボ対毎回違う敵ロボの戦いのみを見せるようなパターンではなく、以降に続く作品も「戦争」「遺跡」「西部劇」「スターウォーズ・笑」など様々なテーマを取り入れたところが斬新でした。
今回はその中より「ファンタジー」、「聖戦士ダンバイン」(1983年より放送)の巻です。
全編を通すとあまり楽しいハナシではありませんが、前半の、合戦がもつ高揚感や牧歌的な雰囲気など見どころが多い、異色のロボットマンガです。
詳しいお話はレンタルで視聴いただきたいので大きく割愛しますが、「バイストン・ウェル」という異世界で製造される「オーラバトラー」がと~ても魅力的なのであります。
オーラ力と呼ばれる人の精神エネルギーを動力源とする機動兵器の総称。主に「恐獣(強獣)」と呼ばれる巨大肉食獣の筋肉繊維や甲殻等を用い製造され、多くは昆虫に似た外観(一部の物やオーラシップは除く)を持つ。基本素材に生物の一部を利用しているため、長期間稼動しないと腐敗や劣化が進むことがあり、水中に沈めて保存する場合がある。
(※以上ウィキペディアより丸々転載させていただきました)
さて、生物の曲面で構成されたオーラバトラーを玩具やプラモデルなどの工業製品で再現するのは非常に難しいものがありました。その不満はやがてガレージキットとして、個々の造形師たちのアーティスト性を活かした作品となり、ガレージキットメーカーなどから続々と発表されています。
後年、玩具メーカー バンダイからも竹谷隆之さん監修(?)による「ロードオブバイストンウェル」シリーズとして数体が発売されました。
このシリーズ、手首が露骨にムシっぽいのですが、同社S.I.Cシリーズのものに挿げ替えるとカッコイイ、と思います。
久々に「聖戦士ダンバイン」を観終え、同じ素材なのに色が違うのはおかしい。という友達の千ちゃんからのもっともな意見を踏まえつつ、自分なりにもう一度、主役機ダンバインについて考えてみましたよ。
ダンバイン
他国への軍事力アピールのため同じデザイン・色違いで3機製作。操るのは召還された地上人で、彼らは聖戦士(一部の兵士たちからは奴隷戦士と揶揄された)と呼ばれた。恐獣の甲殻を加工した外殻はそれぞれ違う樹脂で染められている(胸のキャノピーは材質上大差なかった)。「眼」にあたる部分は肩、腿と同じ象嵌のはめ込み仕上げで、頭部のカメラにあたるものは口の中の縦2個の丸。本体の外寸やデイテールは自然素材ゆえ微妙に異なる。
オーラコンバータの側面に剣を装備。剣は騎士らしく優雅な装飾が施されてはいるものの、オーラバトラー同士の戦いを前提にしているため「鉈」であった。腰にはオーラショットの予備マガジンを2本装備。
そんなとこでしょうか。
そしてダーナオシー。
本編はダンバインとバストールが地上に現れたくらいまでが、まあまあオススメです。
後半は玩具販売不振をうけてのメーカーの迷走が如実に現れていて、あまり面白くはありません。
滅茶苦茶カッコいいです!
返信削除どうもありがとうございます。いまだにカッコイイ素材ですよね!
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