ブログ アーカイブ

20100930

原作付き映画

映画「バイオハザード3」を、出だしだけ観ました。
正直、ミラ・ジョボビッチを主役に据えた「レジデント・エビル」(でしたっけ?)シリーズ、
全く観る気がしないのだ。
 「1」はアンブレラ+ゾンビという設定だけいただいたオリジナル映画です。
特別、新しい画面づくりをしたわけでもなく、ミラが抜群に綺麗というワケでもなく(完璧すぎる美人よりはよっぽど魅力的だけれど)、僕が観たくなる要素はまるで無い。
 「2」ではジルやカルロスといったゲーム中のキャラクターも登場しオリジナルのファンを呼び込もうという意図は感じられますが、「3」のヌイグルミ然としたアレが出てきてキャラクターショウに成り下がってしまった。
 そして「3」。少し懐かしい「世紀末モノ」ジャンルを足してみたのだが…。ウィルスによって超人的な身体能力を得たアリスの大活躍映画な雰囲気。やはりグッとくる要素はまるで無い。
版権収益と知名度アップによる新しいユーザー開拓が見込まれるカプコンさんは良いかもしれませんが、「バイオ」とは別物になってしまった本シリーズ、オリジナルのファンとしてはどうにも…。

「2」の主人公レオンが主役の3Dの映像化「ディジェネレーション」もありました。
CGは素晴らしいと思いましたが、登場人物の欧米化しすぎた顔つきや全く印象に残らないハナシなど僕にとっては良い印象はまるでありませんでした。
特にレオンは痩せたバル・キルマーみたいなシャープな雰囲気よりも、biohazard4の甘めな顔つき方が好きです。「4」のレオン、カッコイイもんなあ!ただ、ボートに乗る前オッサンになるのが気になる…(是非本編で確認を・笑)。

 実は原作となったビデオゲーム、発売日から大分遅れて「2」、続いて「1」を遊び倒し、「3」にいたっては発売日に買ったというほど好きなタイトルです。もう、何回プレイしたかわかりません。
 その後キゥブ版biohazardもプレイしました。僕的にはこのグラフィックがトドメ。「5」のマッチョクリスよりもこちらのが良いしジルも綺麗でバリーはシブイ。ただし難易度が高めでした。鏡モードなんかワケわからんしこの頃からバイオ離れがはじまりました。「0」も無駄にストーリーが間延びしてあまり面白いとは思えなかった。
 ライトユーザーとしてはそこそこの腕前で余す事無く楽しめる「3」までが良かったんですが、ゲームばっかしやっとる人たちのレベルに合わせるのだから、どんどん難しくなるんでしょうね。結局マニアだけが残るんだろうな。

 ゲーム、マンガ、小説などの人気タイトルの実写化は、オリジナル作品の人気や知名度を得て、下駄を履かせてもらうようなもの。転んだら大怪我するのはアタリマエです。
たまには熱狂的なファンの期待を裏切らない、むしろこっちの方がいいじゃん!という作品を観てみたいものですね。

マンガ原作の実写映像化作品のオススメ
邦画「どろろ」
中途半端な感が否めない原作よりまとまっています。視覚的な効果もやりすぎなくてちょうど良い塩梅。純日本にこだわらない多国籍な雰囲気にしたのも良かった。
洋画「コンスタンティン」
文句なく面白いと思います。中古本屋さんでバカみたく安売りされてますので未見の方は買われても良いのではないでしょうか。

 いくら完成度が高くても、鑑賞後に爽快感を得られない作品はダメ。
「サイレント・ヒル」、雰囲気は抜群だったのにね・・・。忠実すぎたね・・・(笑)。

2002年に製作したジル。懐かしい(テレ笑)。

0 件のコメント:

コメントを投稿