ブログ アーカイブ

20101029

マンガ大人買いの巻

 公共の場でイイ大人がマンガ読むのはカッコ悪いです。
コレってマンガが悪いのではなくて、カッコ悪い人間が読んでる、てことですからね。
 時々、定食屋さんなんかでマンガ片手にニヤニヤしながらメシ食ってるヤツ見ると、「こいつ仕事も出来ねえんだろうな~」と思うでしょう。
大人は外に出たらカッコつけんとイカン。見てくれだけ気にして中身が子供だと本当にカッコ悪いでしょう。

 マンガは悪書なのでしょうか?
もちろん違います。マンガが子供達に悪影響を与えるのではなく、悪影響を受けてしまうような安い子供に育てたまわりの大人と本人が悪いのです。
 マンガは絵が付いている分、製作者の意図やイメージをダイレクトに伝える「どなたにもわかりやすい表現方法」です。
ただ、「ダイレクトに」というのは想像力を介することをさせないので悪い面でもあります。
だから、マンガを読むのと同じくらい小説なんかも読むと良いですね。マンガ=バカと思われないように、読み手がカッコ良くならなくては。

 僕もマンガ大好きです。
週刊誌も月刊誌も普段ほとんど読まないので(大好き! ではないのかも・・・笑)知り合いに薦められたり、たまたま手にした、はたまたドラマや映画原作で知った、などが選定基準となりますから、マンガ界の1%くらいの作品しか知らないのかも知れません。
 で、今回たまたま手にした作品を全巻買ってしまいました。

「音やん」双葉社刊 著者 中村博文

※画像はamazonから転載させていただきました。買ってないのにスミマセン。

寿司職人・音やんの日常を描いた作品で、1巻が刊行されたのがなんと1990年とのこと。
20年も知らないで暮らしてたワケですが、最近「食の鉄人」とかいうコンビニコミックをたまたま読んで知りました。温かみのあるタッチは心地よいし、読後もホッとするようなエピソード(読みきりが多い)だったのも気に入りました。
amazonで地道に買うのも面倒だし思い切って漫画全巻ドットコムで購入。それだけの価値がある作品です。
 「食」とは人間が生きる根本的なことだし、「寿司」をはじめとする伝統は人類の財産でもあります。と~ても面白いので機会がありましたら是非一読ください。
もし実写化するとしたら・・・TOKIOの松岡くんがいいかなあ(初期の顔似とるし)。

0 件のコメント:

コメントを投稿