…DVD買って数ヶ月放置していましたが、昨日ようやく観ました。
公開当時興味はあったので買ってはみましたが、観るための数時間を投資するにもなかなか・・・といった状態で放置していたのです。
出だしは早送りで観ようかなあといった雰囲気でしたが、役所さんの演技にぐいぐい引き込まれました。ひとつの目標に向かって他人同士が団結するというテーマは素晴らしいし、現実世界と絵本の世界を結ぶのに多用されるCGも物語上必要不可欠なもので、全編違和感なく仕上げられていました。
役者陣も役所さんをはじめ、いつも劇中で見かけるような役とは少し違う登場人物を活き活きと演じられており、各々が強烈(すぎる・・・主役級でもある)な存在感を発揮していました。阿部サダヲさんと土屋アンナ譲は全くいつも通りの雰囲気でしたが・・・(笑)。
ただ、パコのお母さんがプレゼントした絵本の内容がいまひとつでした。
世のお母さん方が愛娘にあげるような内容としても、また物語の軸としても弱かった気がします。
何かとハリウッドをはじめとする洋画系と比較されつまらない烙印を押される邦画ですが、面白い作品もたくさんあります。思い出す作品だけここで紹介。
ROCKERS
陣内孝則監督作品。ゴールドディスクセットも買ったお気に入り作品です。玉木くんのギタープレイがカッコイイんだけれど、玉山鉄二さんが異様で更にカッコイイ。
パッチギ!
暴力面ばかり批判されたりしますが、これより面白い作品てあまり無いです。襟を正して文学的な作品を鑑賞するのも良いでしょうが、観客から色々な感情を引き出してくれるような作品です。
どろろ
この作品も評価低いんですけど・・・もちろん原作ありきですが、手塚先生の原作より上手くまとまっていると思います。表現方法も秀逸。
遥かなる山の呼び声
寡黙で強い男の筆頭、高倉健さん主演。ラストシーンが本当に泣けるで観た方がいいわ。
壬生義士伝
渡辺謙さん主演の長尺テレビ版よりこちらの方が好き。特にタイトル後の寺社ナメ(って言うの?)で入隊試験やっとるところに画面が移っていくところ。BGMがぴったしで最高傑作シーンのひとつだと思います。
まだまだたくさんあると思いますが、今日はここまで。
世界のたけしことビートたけし監督の映画はあまり好きではなくて・・・でも「BROTHER」の前半はすごく面白かった。時間の都合で後半省略エピソードの連続で終わったのが本当に残念でした。
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