わが心のオアシス、人類の至宝、少々大げさですが世界一のフィギュアメーカーHOTTOYSが送る新製品「ターミネーター」です。
以前にも書きましたが、シリーズ中で傑作と言えるのは「TERMINATOR」だけなのであります。
「2」は派手だけど見方側となったT-800というのもいまひとつだし、「3」以降は僕にとって無いものだし。
ということで「TERMINATOR」関連立体製品史上、最高の出来となる本作ですが、今回も全くスキの無い造型で、当時のシュワルツネッガーが見せた劇中のイメージそのものの仕上がりです。
頭部はノーマルと左目が潰れたダメージ版の2種、ハードボウラー(だったっけ?)をはじめとする銃器、PUNXから強奪した衣装、右腕の修理シーンを再現できるアクセサリーと、どれも素晴らしい仕上がりです。
ただひとつだけ難点を挙げるとすれば、それは製品ではなく、カタログの封入です。再販をほとんどしない(確かアイアンマンの何号かが唯一の再販だったような)HOTTOYSさんにとって「カタログ」は何の意味もありません。ただの「作品集」です。
さて、HOTTOYSさんのラインナップに、ついにメタルギアソリッドシリーズが加わりました。
これは趣味でカスタムしたりフィギュア造る方にとっては期待が高まると同時に、寂しいお知らせであるでしょう。何故ならば苦労して製作した作品と同等以上の製品が世の中に広まるのだから。
いまや金を出せば最高の立体物が手に入る時代になってしまいました。これはこれで少々寂しい気もします。
でも「砂の惑星」のカイル・マクラクランあたりが出たらものすごく嬉しいなあ。「ロードウォリアー」版のマックスや「タクシードライバー」のトラヴィスあたりもいいですね!「ゴッドファーザーPART3」のマイケルとか。可能性は限りなく低いけれど「コンスタンティン」とかね。
せっかくのアジア圏メーカーなのだから、チャン・グンソクとか。ハン・ヒョジュとか。ダメか。
DVDを購入した「アイアンマン」をようやく観ました。なぜ観るのを躊躇していたかといえば、時間が取れなかった(取る気がなかった)のと、カッコよすぎて立体が欲しくなっても公開から数年が経過した今、HOTTOYSさんの製品は手に入りにくいからです。
ということで心配だったものの、ああ、なるほどね。くらいの感動でした。予備エンジンのわかりやすい複線も何だかなあ、です。
でも、トニー・スタークの、けしてクリーンな経歴ではないしワガママでポジティブなところが今までに無かったヒーロー像として新鮮でした。ちょうどバットマンのブルース・ウェインと対極にありますね。二人とも金持ちだけれど陰と陽な感じ。
特典ディスクは見応えがあってよかったです。僕は「製作ノート」の類が大好きなのです。決定に至るまでの思考錯誤は、デザイナーが本来やりたかったことや本編で使われなかったアイディアが記録されていたりと興味深いです。
同じく、いつも気になっていた「ヒットマン」も観ました。目立つルックスはアレなんですが、どちらかといえばこちらの方が良かった気もします。人それぞれだからねえ!
今晩は「トランスポーター2」ですね。このシリーズも放送されたら毎回観てしまう、大好きな作品のひとつです。
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