ブログ アーカイブ

20110429

タイムスリップ

前作がものすごく好評だったドラマ「JIN-仁ー」がはじまりました。
前回放送時、包帯の男は絶対仁先生だと思っていましたがどうなんでしょうねえ。

 実はタイムスリップものがけっこう好きで、中でもNHKの「あっぱれ夜十郎」は大好きなドラマのひとつです。
 原作は「戦国自衛隊」で知られる故・半村良先生の「講談碑夜十郎」。主演はこれまた大好きな俳優さんのひとり、阿部寛さん。
設定は「昭和」から「平成」に変更がありましたが、黒木瞳さんの「花房のお絹」、石坂浩二さんの「河内山宗俊」をはじめとする豪華で癖のあるレギュラー陣。
中でも蟹江敬三さんの浪風達之介(どくろざむらい)はお調子者で無頼感ですが他人にはけして見せない辛い過去と深い愛情を秘めており、その人間臭さが魅力的でした。
また、美木良介さんが演ずる「高野長英」など強い印象を残すゲスト俳優陣も見逃せません。
 本作は未DVD化作品で、僕は再放送時に全話録画しました。とても面白い作品なので、是非発売していただきたいです。(再放送でもイイけれど)

 そしてもうひとつ気になる作品が眉村卓先生の短編を原案とする「幕末未来人」です。
こちらはNHK少年ドラマシリーズの1作品ですが、数年前に再放送された同シリーズ「なぞの転校生」がとても面白かったので興味を持ちました。「幕末未来人」は図書館で借りたシナリオを読むことはできましたが放送は未見です。こちらも是非、放送していただきたいですね。

  タイムスリップにつきものの矛盾を「タイムパラドックス」と言います。
未来から過去に向かった人間や物質が何らかの行動や影響を与えることでその後の未来に影響を及ぼす、という感じでしょうか。
「ターミネーター」で言えば「2」で壊したT-800により(腕が残ったとしても)スカイネットが存在しなくなってサラ・コナーに刺客が送られることもなくてカイルも来ないし・・・と果てしない矛盾がひろがります。
 でも、あんまし難しいことを考えなければやはり、「タイムスリップ」は面白いテーマのひとつだと思います。

 さて、タイムマシンの製作は可能でしょうか。
コップの水をこぼすことはできても戻すことはできない。はたまた熱いお茶は冷めても冷めたお茶が自然に熱くなっていくことはないように、未来には行けても過去に戻ることは不可能っぽいです。どうでしょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿