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20110619

カオス(映画)

カオス
 銀行に立て籠もる強盗団のリーダー、ローレンツは、謹慎処分で休職中のコナーズ刑事を交渉人に指名してくる。ジェンキンス警部は、コナーズの見張り役として新人のデッカー刑事を相棒に組ませ、現場に送り出したのだが・・・(ウィキペディアより要約)

 僕の大好きな映画「トランスポーター」(2・3は除いてみよう、あえて。)のジェイソン・ステイサムが出演していたのでとりあえず観てみました。アウトロー刑事と新人刑事の、ありがちな映画かと思いましたが、中盤からの急展開で見所マンサイです。とても面白かったです。同僚の女性刑事(ジェシカ・スティーンという女優さん)も美人すぎない美人で綺麗でした。やけに綺麗で弱々しい女性刑事出てくるとシラケるもんねえ…。
 大抵、創作物中の「新人」といえば現場経験もなくてお荷物だし失敗するしでストーリーを膨らませるだけのロクでもない存在ですが、本作のデッカー刑事は確固たる信念と粘り強い注意力、洞察力、更に行動力を持って活躍します。
 この、一見頼りなさげな人物が意外と実力持ってたりする、というのはグッときますねえ。
昔読んだサイバーパンク系小説で出てきた新人刑事を思い出しました。

 刑事といえばフジテレビ系で放送中のドラマ「BOSS」、うるさ方には不評みたいですが、正統派刑事ドラマを観たいのなら「相棒」を観たらよいのでは(・・・実は一度も観たことがないのですがとても評判が良いですね)。
 このドラマ、人の命を扱う刑事モノにあるまじき軽さとスタイリッシュな「雰囲気」が持ち味です。確かに前シリーズよりはノリが軽いですが、それが登場キャラクターたちの持ち味でもあるので良いのではないでしょうか。特に軽薄で部下を踏み台にして出世するのが当たり前、しかし奥底の深いところで愛情と責任感をもつ竹野内豊さんの野立参事官が良いですね。玉山くんの不器用刑事も良いです。
 ただ、谷原章介さんの回のように、誰が犯人かわからなくて「あなたが・・・!」的な演出は不要だと思いました。だって豪華ゲストが犯人に決まっとるで。

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