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20110717

ウイラブロボッツ

子供の頃からSFが大好きです。
このジャンルの中でも最も人気があるのが、ハッキリと断言しますがロボットでしょう。
ロボットは(想像の世界とはいえ)常に我々の側にいます。
良き友人であったり、恐怖の対象であったり。小さかったりでかかったり。
皆さんはどんなロボットがお好きでしょうか。


懐かしの・・・

 僕は鈍重な外見の、戦車っぽくて硬くて丈夫そうなのが好きです。世界観とシュチエーションにもよりますが、ロボットが超高速で動く姿はあまりにも軽くて安っぽいですなあ!
ということで、近年では「フロントミッション4」のヴァンツァーがメガヒットです。
・・・FM師匠のMさんには「え~!?まだ言ってんの?」と驚かれてしまいそうですが(笑)、そもそもゲームやマンガをあまり見ないので知識が停滞するのも仕方ありません。
色味、重量感のあるバランス、大きさ(少し小さいよね)など、現実に近いロボットではないでしょうか。(ちなみに4以外のヴァンツァーはあまり・・・。5もカッコよかったかな。)
現時点では最高峰のロボットイメージであるヴァンツァーですが、難点を強いて言えばディテールが多すぎか。細かい突起やパネルラインは故障の原因になるので耐久性を追及する工業製品は最終的には鉄人28号みたく丸くなるハズ。ゲーム中の省略されたポリゴンの感じが正解か。
 最近ではコトブキヤさんのハードボウラー(今調べたところ、ロストプラネット2というゲーム?)というロボットを買いました。白くてノロそうでリベットがバシバシ貼りついていてカッコイイです。強そうじゃないサブマシンガンもイイですね。
どうもスケールが1/35くらいなので兵隊フィギュアを横に置きたいなあ。ロボットは単体で置いてみてもつまらないです。機械は横に人がおって、初めてスケール感や生活感がにじみ出てくるのです。

 昔はガンダムも大好きでしたが、あまりにも多くの人の手に触れ、「ああいう肉を持った生き物」みたくなってしまい気持ち悪いです。・・・我ながら的確な表現だなと感心しました(笑)。
安彦良和さんが描かれるガンダムの他、あと数体あれば他は要らないかなあ。
安彦さんのガンダムも間違いなく「肉」なのだけれど、このカッコ良さの違いは何なんだろう。
恐らく、骨格があるか無いか、だと思います。骨格というのは絵的な意味でもあり、職人的(または人間的な・・・徳?)な技術という意味でもあります。
何度も書いていますが、ひとつのジャンルしか知らない人間は、一見器用に見えても薄っぺらい。だから、若い皆さんはマンガばっかし見てたらイカンよ。イヤ、マンガだけを追求したいのならBDやアメコミなんかも見るとすごく刺激になると思います。日本の人気マンガに出てくる登場人物の元ネタなんかもたくさん見つかると思います。

 JR静岡駅南口に、「静岡ホビースクエア」が出来まして、企画展で山田卓司さんの個展が開催されています。明日までなので見に行って来ました。
作品は意外と大きくて、ものすごく手の込んだ作品もありますが、あっさり目に創った作品もありました。しかしどの作品にも、追求する世界観と気迫が感じられたような気がします。やはり、ガンダムやミリタリーよりは氏が得意とされる「昭和初期」モノがよかったです。
 伝統職人の世界ではけして許されませんが、商業的な職人ならば時間や原価の制約もありますので、いかに早く創りあげ、しかも見応えがある、というのが理想的ですね。

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