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20110807

反韓流騒動

 俳優・高岡蒼甫くんの発言がエライ物議を醸し出しました。
実は第一回目の発言記事しか読んでいません。
 若干言葉は足りないとは思いましたが、俳優として、日本人として、他国の作品に頼るのではなく、もっと良質な作品を創っていこうという気概の表れとして捉えましたがいかがでしょうか。
 韓流批判発言に乗っかって自分の正体を明かさずネット上で息巻くバカ共とは違って、
彼は顔も名前も知られ、自身の仕事にも影響することも覚悟した上での発言であり、重みが違います。国内の現状に相当な危機感を抱いていたのではないでしょうか。

 何故これほどまでに日本のテレビ局が韓国のドラマ、歌、情報などを番組で取り上げるかといえば、視聴者の多くが望むジャンルだから仕方ないのです。

 そして放送される韓国ドラマに関して言えば、最近の日本のドラマより面白い作品が多いです。
そこには国内で一から製作するよりも人気作品を買い付けて放送した方が手っ取り早いという
実に商売人気質というか、経営的な考えがテレビ局にあるような気がします。
テレビ局にはもはやクリエイターの気質は無くなりつつあるのでしょうか。熱心な製作側の方たちにとっては非常に厳しい状況にあることでしょう。
 米国ドラマのように破格の予算や自治体の協力を得ることは難しいでしょうが、「おじいさんは25歳」がとんでもない予算を使ってるとは思えないし、「王様のレストラン」のように本編のほとんどが店内で繰り広げられるなど、コストパフォーマンスに優れている上にとても面白い作品もあります。
日本独自のドラマの中でも良い作品はたくさんあり、発想や表現力もけして他国に劣るとは思いません。是非、マンガ原作ではない、テレビ発の魅力的なドラマを制作していただきたいですね。
最近は「ドン★キホーテ」、オモロイね!頑張ってますね!

 ただ、高岡くんのK-Pop発言は・・・言い過ぎちゃったね(笑)。
僕は自身を鍛え抜いて斬り込んできた韓流アーティストたちに、日本が失ったサムライ気質すら感じますねえ。楽曲も良い作品がたくさんあります。もちろん「?」な作品もありますが、その辺は国内アーティストも全く同じ。
国が違うとか肌の色が違うとか、くだらない理由で感性を狭めるのは勿体無い。
国籍を問わず映像作品・音楽などを観たり聞いたりして、良い作品を広めていけると良いですね。それが次世代の創造者たちの土台となるんだから。

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