悩んだ挙句応募に躊躇して締め切られまして、結局中途半端な日(火曜日)に申し込んでしまいました。
場所は原宿、竹下通りを突っ切って神宮前1丁目(ロータスのショウルームもあったのか!)~3丁目交差点の間です。
現在プレオープン中で1日100人限定入場なので、入り口の身分証明チェックの後は店内をゆっくり見ることができました。
店内は実にゆとりのある空間で壁面ショウウインドウには他社製品、中央ケースにホットトイズ製品が展示されています。通常の玩具店が駄菓子屋さんの延長(でも、あのゴチャゴチャした感じが楽しいんだけれど)に対し、こちらは史上最高峰ホットトイズに似合う、一流ブランドらしいブティック調の装いです。リュック背負ったお客さんはちょっと似合わないような・・・。
行く前はオフィシャルHPで製品画像見る方が迫力もあるし魅力も伝わるんじゃないかなあと思っていましたが、小スケールなのに高密度高再現の製品群に圧倒されました。
招待客の条件は限定商品4種のうち1体(最大4種・4体まで購入可能)は購入するのが条件だったので、唯一気になっていたアイアンマンを購入。(でもクリスチャン・ベールの表情も良かったのでかなり揺らぎました。でもバットマン買う方が多かったような。)
・・・しかしここで問題が。
支払い段階でメンバーズカードの説明、そして書類を書かされるので、招待客数名にも関わらず支払い待ちのお客さんが滞ってしまいました。
ここは支払いとカードの説明は別々にして捌くべきですね。これではオープン当日はとんでもない行列になってしまうのでは・・・。いちいち同じことを説明するレジのスタッフさんも大変だし(あの調子では毎日100人・100回説明したんだろうねえ)要領の悪さを感じました。
記入内容も住所氏名生年月日にメールアドレスと盛りだくさん。
ネット応募の際に情報は全て入れてる上、入場時に本人確認もしているのだから名前書くくらいにしていただかないと。(メールアドレス間違ったけどもういいや!と置いてきてしまいました・笑)
そして一番の問題は、販売方法。
ホットトイズのファンは世界中にいるのに、来店に限るというのがどうも。
東京近郊の方はいいけれど、地方在住者は製品代金に加え、交通費、または宿泊費なんかも加算されるわけです。
それでも来てくれるファンを大事にしたい、というのはとても、とてもよくわかるのだけれど、最高峰の製品は世界中のファンに等しく供給されて欲しいのが正直な気持ちです。
実際、ヤフーオークションに出品してる転売バカはもういて、欲しくても来れない純粋なファンは高値で入札してるわけ。・・・ファンじゃなくてさらに転売を考えてるヤツかもしれないけれど。
転売目的で購入できないように、いっそのことナンバリングして、出品されたらブラックリストに載せてもいいんじゃないのか・・・。製品に購入者の名前彫ってくれるとかさ(笑)。
ブランドバッグなどと違ってニセモノを作りにくいのが唯一の救いでしょうか。
僕は玩具者じゃなくて一般人に近い金銭感覚なので、25,000円か~と最後まで悩みましたが、購入商品に加えスティッチ(だっけか?)フィギュアやカレンダー、カタログ、特別な紙袋(フツーの黒一色で良かったのに・・・)、さらにメンバーとして2500円分のポイント付きとサービス満点なので、実質20,000円程度になるのでしょうか。
この、事前アナウンスしていないサービスが行われるあたりが、生産者側の善意というか押し付けではない感謝の気持ちが感じられてよかったです。
トイサピエンスだけで東京行くのもなあ!と思っていたので前々から行ってみたかった、万惣フルーツパーラーにも行きました。日曜祭日定休なので行く機会がなかったのです。
そして、池波正太郎先生の著書「むかしの味」にも載っているホットケーキを食べつつ、僕の知らない昔の神田に思いを馳せてみました・・・知らないのであまり馳せませんでしたが・・・。
味はといえば当然、不味いわけがありませんが、ホットケーキの食べ歩きをしているわけではないので(大人になってからはじめての外食ホットケーキ)詳しく解説することはできません。
しかしお昼の定食が700円くらいでそこそこ良いものが食べれるのに対し、コーヒーとのセットで1,150円です。それだけ吟味された素材と技術、そして空間を満喫できるのです。
ただ、家で作る場合は市販のバターを使うでしょう。あの、少しの塩分が美味しいんだよな、と思った次第です。家庭で作る場合は多くの方はホットケーキミックスで作るでしょう。十分美味しいと思いますが、メープルシロップだけは本物を使いたいものです。横にカリカリベーコンなんて添えるとまた美味しいですね。
万惣さんでは無塩バターと、濃厚なシラップで、ホットケーキの割りに分量が多いので残すのに若干の罪悪感を感じました・・・お持ち帰りしたかったくらい(笑)。
今度機会があれば本道の果物を食べないとねえ!
そういえば地元静岡の松坂屋デパートでも赤銅板で名人が焼くホットケーキがあるとテレビで観たことがある。地元の味も賞味したいが今もやっているのだろうか。
世の中に氾濫するモノは、材質の向上や新技術で年月を経るほど高性能になっていきます。
でも食べ物に関しては素性の確かな素材を簡単に求めることは益々困難になっていくでしょう。
だから今のうちに、本物の味を知っておくべきなのです。
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