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20120226

カーネーション

来週で尾野真千子さんから夏木マリさんに交代のようですね。
夏木マリさんは好きな女優さんなのだけれど、ただただ残念で寂しい限り。

 NHKドラマのヒロインは何歳になっても歳はとらないのがスタンダードで、「あぐり」では田中美里さん演ずる母・あぐりより山田淳大さんの淳之介の方がどう見ても年上で違和感があったのが思い出されます。
 「カーネーション」は自分の道を突き進む強烈な個性をもつ「尾野さん」あってこそのドラマだっただけに、最後まで演じきらせてあげたかったと思う方も多いのではないでしょうか。
総集編であらためて観ましたが、初期の20歳そこそこにしか見えない初々しさと現在のおばちゃん表現とを比べれば演技力に問題があるとは思えません。惜しいなあ!

 今回の作品では麻生祐末さんの千代さんも非常に良い。特に晩年になってからの、ちょっとずれた感じや仕草など、とても可愛らしいおばあさんでした。TBSドラマ「ZIN」では厳しいお母さんを演じられていましたが、さすが女優さん!と、その細やかな表現力に感心するばかり。
もちろん、生活感溢れる前・おばあさんの庄司さんもよかった。ただ、善作をわがままに育て過ぎたのではないか(笑)。

 オープニングも良かった。椎名りんごさんのなめらかで心休まる曲調にあわせ人形たちが活き活きと動く様は心を穏やかにさせてくれます。本編の岸和田弁と早いテンポで急に現実に引き戻されるのだが、その対比も考えられていたのでは。チョコレート菓子食べる時にはしょっぱい菓子も欲しい、みたいな・・・我ながらレベルの低い例えだが。
 ちなみにあの人形はクレイアニメと思わせといて実はCGだそうで、あらためてじっくり観ると「なるほどねえ・・・」なんだけれど・・・CGで何でもかんでも出来るとは思うなよ!とも思う。
デジタルと実物の良さ、両方を知ってこそ、このオープニングを創れるような良いCGクリエイターは生まれるのではないのでしょうか。

 最近は関ヶ原近辺の時代小説を読み始めてみたが・・・。
あらためて、戦国時代には何の興味も無いことを再認識しました。あまりにも昔すぎて、ようわからん。

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