唯一、発売日(近辺)に購入しているマンガがあります。
「ドロヘドロ」
造りかけた立体が数年間ピタリと止まっているので描いてみました。
(思い出し100%+好き勝手率500%くらい)
(思い出し100%+好き勝手率500%くらい)
こうしてみると、いかにマンガを読まないかがわかりそうですが、けしてマンガは悪書だと思っているわけではありません。「スラムダンク」とかいまだに読むからねえ。
あとは発売日から大分ズレたりしますが、「3月のライオン」も買っています。ただいま5巻まで買ったからね!…今、7巻まで出版されとるみたいですが…。
「ドロヘドロ」は珍友・イモジャイことAZ-Ptさんに紹介されたマンガで、とにかく面白いから読んでみろと言われたので読んだものの感覚が既に鈍かったらしく、2巻まではようわかりませんでした。
それで一旦読まなくなりましたがアネジャイことgingermanさんに3巻を送っていただき、ここからはずみがついて今に至ります。
この作品の魅力は何なのか。それは説明しにくいのですが、マンガをあまり読まない人が発売日に買うくらいだから、それだけの魅力がきっとあるのでしょう。
マンガを読み比べ、語れるだけの知識はありませんが、第一には作者林田球さんの描かれる「悪夢」の表現が魅力であると思います。
僕の蔵書を眺めると「ギーガー」や「ベクシンスキー」の画集があります。ゲームでは「サイレントヒル」。DVDでは「ザ・セル」なんてのがありますね。
人の想像を超えた恐怖、あるいはグロテスクな世界観を視覚化した「悪夢」には、誰もが魅力を感じることでしょう。
「ドロヘドロ」の、妙に温かみのある表現と魅力的な悪夢が絶妙に入り混じった感覚は、低俗な表現しかできませんが大好物がひとつの皿に並ぶ「お子様ランチ」のようなものでしょうか…。
そして細かな描写も実に魅力的です。登場人物はミリタリー系のディテールが多く、十字目メンバーのひとり、毒蛾のバヨネットの握り方なんてとてもカッコイイですね。
心のお父さんや丹波社長は男気がある、まっとうな人物だと思いますが、他の登場人物は怪しかったり可愛らしかったり残虐だったりですが、不快さを感じさせません。
なかでも僕が大好きなのはカスカベ博士です。世の中の価値観に囚われることなく自身の研究に没頭する姿。そして常に冷静であるあたりが浮世離れしていて、こういう人になりたいなと思わなくもありません。
さて、大好きな作品だから毎月のストーリーが気になるかと言われれば、全く気になりません。
マンガ雑誌コーナーには行かないし手にも取らないし。
しかし、新刊を本屋さんで購入していることからも、応援していることはわかっていただけるのではないでしょうか。古本屋さんで購入しても、原作者・出版社には何の徳にもなりませんから。
ついでにアニメ「宇宙戦艦ヤマト」のハナシ。
カッコ良く設定された戦艦がとにかく魅力的な新作アニメで蘇った本作。
先日、ようやく観る機会を得ましたが…CGで描かれた艦船は作画の狂いは当然無く、よく動きますが思ったよりあっさりしすぎで拍子抜け。被弾してすぐ爆発しちゃうのも戦力差を強調しすぎていかがなものかと思いました。
キャラクターはオッサンにいたるまでカワイイ路線で、やはり重厚感に欠けるのは否めないところ。それよりも幕末系(新選組率、高し)でまとめた名称がキャッチーで少々恥ずかしい。
しかし、旧作をただなぞるのではなく、新解釈も盛り込んでおり製作側の意気込みは伝わります。
テレビで放送されたら観る、と思います。
そしてテレビ放映された映画「インセプション」
またかよ!な感じで画的な見どころは全部、公開前の特番やCMで観せてたんだねえ。
その映像観て興味津々でしたが、少々わかり辛かった…。ただ、全ての主要キャストがこれでもか!という程、魅力的な俳優さんを揃えていたのは感心しました。
ラストは、う~ん…。
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