ブログ アーカイブ

20120728

配給会社の…。

日本国内にいながら、世界各地の映画を観れるのは、配給会社のバイヤーさんたちのおかげです。
恐らく、映画好きが高じてその世界に入ったのでしょう。
多くの作品を観て、・・・まあ、良いも悪いも結局はその人の好き嫌いなんですが、それでもバイヤーさんたちが買い付けてくれるので様々な作品を観ることができます。感謝せねばなりません。
 しかし、配給会社さんに対して、どうしても許せないことがあります。

それは、セル専用のDVDに入っているCMです。

バカじゃねえの?
レンタルならまだしも、個人的に購入するDVDにそんなもの入れるなよ!
もうひとつ、初期設定の前段階がやたら凝っているヤツ。こっちはは・や・く・観・た・い・の!!!
ウィーガチャウィーガチャとかがもどかしい。イライラする。
作ってるヤツと会社の自己満足でしかありません、映画好きならばいい加減やめてくれ。
 と、「ウルヴァリン Xメンゼロ」を観て思いました(笑)。
今頃買ってアレなんですが、全編無駄なシーンが無いので好きな映画です。
CMとか入れて台無しにしたのは「20世紀FOX」という、映画会社です。

 これまた今頃なんですが、テレビ放映された映画版バットマン「ダークナイト」を観ました。
この作品については皆大好きホットトイズ社から、執拗にラインナップが続いています。
映画観て面白くて欲しくなったらどうしよう~。と思っていましたが、その点は大丈夫でした。
「ビギンズ」が全然アレだったことから、続投のクリスチャン・ベールの印象があまりよくありません。
  「リベリオン」でのガン=カタで魅せる体さばきのキレは申し分なかったし誠に素晴らしい俳優さんだとは思いますが、顔立ちがシャープすぎて悩みには縁遠いような、完璧で冷たい印象を受けるような気がします。もちろん演技を観れば様々な感情を表現していらっしゃいますが、見た目だけで言えば、スキが無い感じ。
 犯罪者に立ち向かうための装甲は、「リターンズ版(米ホライズン社製…多分)」のキットを基に製作を試みたことがありますが、装甲のセンスがいまひとつで製作は頓挫したのでした。
「ダークナイト」のスーツも、同じくあまりカッコ良いとは思えません。
装甲を加えすぎると線が多くなりシルエット(ここでは文字通り、影から浮かび上がるディテール)を崩すことになり、その按配はとても難しいものです。この煩雑なディテールは「バットマン&ロビン」…でしたか、「リターンズ」以降の作品で顕著です。やり過ぎて、サイボーグみたいになっています。
 やはり、ティムバートン監督の1作目「バットマン」の、肩口からのマントが身体の大部分を覆い、マスクと胸だけを見せるようになってるデザインが無駄がなく、最もしっくり来ますね。(しかし「リターンズ」ではシャッター腹でガックリさせてくれたけれど。)
 「ダークナイト」では念の入った装甲が画面に映るバットマンの情報量を増やし間延びすることを防いでいますが、やはりディテールがうるさく感じます。また、マスクの鼻面もやけに平らでシャープさに欠けていました。

 さて、肝心の本編については人それぞれグっとくる場面は違うでしょうが、僕としてはフェリーでの起爆装置を手にした囚人が最大の見せ場でした。ヒーロー(と認識しているのは一部の人だけ)の孤独性を全面に打ち出したラストもなかなか良かったのではないでしょうか。
ただ、絶賛されたジョーカーについてはテレビ放映を観る限りではあまり印象に残りませんでした。

 これまた「今頃?!」ですが、
朝日テレビの特別ドラマ「遺恨あり 明治十三年 最後の仇討」をようやく観ました。

Amazonサイトより転載させていただきました。

 藤原竜也さんについては演技云々と述べるのはもはや失礼であり、創作物を越えて実在の人物である臼井六郎氏の存在感を感じました。
また、作品に対して「時代劇」と括るのも実に浅い考えだと思う。
 内容が内容だけに、「面白い」とはけして言えませんが、機会がありましたら是非ご覧ください。
作品中、臼井氏への同情・賞賛が集まる中、法の番人としての使命を全うした中江判事(吉岡秀隆さん)の勇気に敬服しました。

 こちらは時代劇ですが、以前BSで放送された「新選組血風録」が地上デジタル波で放送されていて、沖田役の辻本祐樹さんがなかなか良いです。
縁が無く、今まで拝見したことがなかったのですが、娯楽時代劇と呼べる「魅せる殺陣」が素晴らしいですね。明日最終回なので残念ながら拝見することはできないと思います。
こちらもレンタルか再放送でご覧ください。
もうひとつ、永倉新八役の阿部亮平さんも僕的にはストライクだったな。

今回はこの辺で~バイなら!

0 件のコメント:

コメントを投稿