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20121213

ホットトイズ・スネーク カモン

いっちょ買うか!
と思ったら発売日少し前から既に「在庫無し」。
売る気無いんかと嘆いていたホットトイズ版スネークですが…

 先日、ザ・ボスはいつ発売なのだと調べてみたら偶然にスネーク「在庫アリ」となっていたので購入しました。初回は予約分で完売、でもセカンドロット入荷しましたということでイイんでしょうか、イイんだと思います。

8月騒動のアレでしたので半額。しかも送料無料なのでお得感はありました。

 しかし「年内に限り50%オフ」特典消化のための購入、といえば全くその通りで、けしてノドから手が出るほど欲しかったわけではありません。
 さて、出荷通知も一切無いまま突然に送りつけられたそれはビニール梱包されたパッケージに輸送用のダンボールを被せた上に、更に輸送用ダンボールといった実に念の入った2重梱包でした。外箱ごとパッケージまでへこんでたけどね!

元々、プレミア価格上昇まで寝かせとく下衆な考えは持ち合わせていませんので早速開封してみましたよ。
 ドジャ~ン!!
・・・う~ん…正直なところ、感激度、薄いです。

開封するとビニールでぐるぐる巻きにされたスネークが。
素材の、耐久性の低さが懸念されます。塩ビのシールドパッケージと相性の悪いゴム系素材なのでしょうか。

間違いなく最高峰のスネークフィギュアで実に細かい箇所まで丁寧に作られていますが、設定に忠実に、正直に製作した故の脆さが浮き彫りにされたような…。

 昨今のロボット立体物は細かなところまで良く動きますね。可動範囲も実に広い。
しかし、可動箇所が増えるということは比例して耐久性も低くなるということ。組み立てるとプラプラして自立できない製品もありますね。
これは、製作側の自己満足の結果であり、工業製品としては欠陥であると思います。
現在のメーカーはそこんところを完全に履き違えとる。
(ところが何と、これを両立させた立体物もあります。…が、紹介はまたいずれ。)

 このスネーク、忠実に再現されたスーツのおかげで可動範囲は無いに等しく、精密さと素材の耐久性からヒジを曲げるのにも躊躇してしまいます。可動フィギュアとして見ればロボット立体物と同じく欠陥製品であるかも知れません。
しかし、可動を考えなければズバ抜けた造型表現を楽しむ立体物として、その価値は十二分にあると思います。

少し動かしただけでスーツが破れそうです。突起の多いスーツは隠れた時に引っかかるので隠密行動には向いていませんが、ソ連(ロシア)ぽいレトロフューチャーな雰囲気がビシビシ感じられるデザインですね。

 顔は「4」以降のシリーズ(名前知らないけれど)の、店頭ポスターで見たような造型を立体化しているようです。「3」より老けた顔つきなんですが、生命感溢れる造型はさすが。
とはいえ、ポリゴンは低いですが、プレステツー「3」版の鼻筋の通った色男の方が断然好きです。
コレか!テンション上がらないのは!

 さてこの「ポリゴン違い」。いずれラインナップされるであろう「bio6」版のレオンは油っこくて好きではありません。チラ見しただけですが、少しバル・キルマー似のシェクシーな口元が気になりました。願わくばこちらも、「4」の色男版で立体化していただきたいです。
 以前発売されたレオン持ってるんですが、現在のホットトイズクオリティから見れば今フタツくらい。顔は何を参考にしとるのかというくらいでしかも色男ではありません。何より、ミョーに短い襟(スタンドカラーみたい)が気になりました。エイダの発売に合わせて、是非とも再チャレンジしていただきたいたですねえ。
 その前にキューブ版の「ジル」も。こちらも「bio5」版以降の整いすぎたお人形さん顔が、あまりねえ…。アレではホットトイズさんも腕の揮い甲斐が無いですねえ。
クリスは「5」の顔ですが1stの緑ジャケット版が発売されたので割と満足していますが、何故に袖なしワイシャツなのか…。

 今まではポリゴンの低さで受取側が膨らますことができる「想像の余地」があったと思います。
リアルになることでキャラクターの外見は確立してしまい、遊びの部分が無くなってしまいました。
ポリゴンはプレステツー止まりで良かったんじゃないでしょうか。

オマケ。
ワシが10年前(マジか!?もうそんなに経つの?)に作った、「2」版スネーク。
ただし資料はゲーム本編のみで、思い出し100%造型でした。
似てる似てない以前に、もう、調べる気が全然なかったの。シロウトだから。

 ということで僕的には非常にアレなんですが、「3」の熱狂的なファンの皆様は購入されてはいかがでしょう。在庫があるうちに。
多分両目バージョンも出ると思っていましたが、売り上げによってはこのシリーズ、2体で打ち止めかもね!

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