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20150222

2014テレビドラマ

 なぜか投稿編集が出来ず、その間エックスピーがネット環境から追放されたりして1ネン以上も経過してしまいました。散々迷った挙句、セブンを買ってしまいましたよ(ハチから戻したヤツ)。

今年もたくさんのドラマが放送されましたが、印象に(そしてHDDに)残った作品はコレ。


ごめんね青春!
(TBS公式サイトから転載させていただきました)
 
 放送前の印象はパッとせず、初回もしっくり来なかったのですが、舞台が地元静岡県(三島市だけど)でなじみのある風景だったことから観ることにしましたよ。
 
「オレの感覚がみんなからズレてるのか」

 視聴率の不振から、脚本の宮藤官九郎さんが発言されていましたが、そうですね、中2男子あたりにストライクな感じかも知れません。
 しかし中2感覚で純粋に楽しめる視聴者はたくさんいるわけで、僕はとても楽しめましたよ。視聴率なんか全く気にする必要は無いんじゃないでしょうか、イヤ商売的にはそれが全てなんでしょうが・・・。
 役者陣も生き生きとしていて、中でも蜂矢先生を演じられた満島ひかりさんはズバ抜けていて、常にテンションが溢れちゃってるみたいでいつも涙目でした。前々から、演技力の高さは定評のある女優さんでしたがそれ故、何と言うか社会的に重い役が多かったような気がします・・・僕が普段見ないような・・・しかし今回、こちら側(中2)の作品に降りて来てくださったので(笑)すごい女優さんであることを実感できました。
ああ、「おひさま」でも主人公の親友として出演されていて、こちらも蜂矢先生系でサトシ役の永山絢斗さんともこの時共演でしたね。

 そのむかし、テレビは世の中の中心であり娯楽の王様でありました。
しかし、マンガ、小説、果てはネットからタネをもらって食いつなぐのが当たり前となってしまった現在、この作品のように「テレビ発」の新しい作品が放送されるのは大変うれしいことです。
「おじいちゃんは25歳」「時効警察」「勇者ヨシヒコと魔王の城」など、ゴールデンタイムから外れた時間帯こそ、若手製作陣のセンスを発揮する素晴らしい作品を発信できる「ドラマゴールデンタイム」と言えるでしょう。(ただ、パート2になると調子に乗っちゃうのか格段につまらなくなるんだよな)

 どちらかというと「あまちゃん」の過剰評価では辟易して一歩引いてしまいましたが、本作は手元に置いておきたい作品でありました。書棚の「タイガー&ドラゴン」ボックスの横に、この作品が並ぶ日がくるかも知れません。
でも映画は無理ですねえ。映画向きでは無い、「テレビ完結」なところも良いと思います。

「孤独のグルメ」
 たまたま放送前に原作を手にとっていて、「へえ~・・・ドラマ化!大丈夫~?」と思ったこの作品も、(こちらでは)シーズン4が放送されているほどの人気シリーズになりました。役者陣もメジャーどこが出て来たりして絶好調な感があります。
 しかし、おなか空く前の「響鬼」みたいな「カメラのヒキ」、食事中盤からのアップテンポなどの定番演出が、僕にはどうもくどく感じて仕方がありません。オープニングの原作カットも、松重さんと似ていないんだから全く不要ですよねえ。食べ方もあまり美味しそうには見えないんですが、いかが?
「信長協奏曲」 
・・・も、たまたま深夜アニメで観たらとても面白かったのでドラマ版も当然観ましたが、全員タイムスリップしてきたの?という感がありました。時代考証だけしっかりしてもよかったかと思いますが、月9であることや、わかりやすさを優先したのでしょう。いまひとつ~よっつくらいでした。毎週の視聴率には貢献しましたからご勘弁。

 
 

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