ギレルモ・デル・トロ監督作品で言えば、「ヘル・ボーイ」なのであります。
デザイン的に言えば、「ヘル・ボーイ ゴールデン・アーミー」がヨロシイです。
しかし、どちらもDVDを持っているものの、何度も観たくなる気にさせる作品ではありません。
結末すら、よく憶えていない有様です。
そんなこんなで監督作品とは少し距離を置いていましたが、少なからず・・・少しだけ興味もあった巨大ロボット映画「パシフィック・リム」のテレビ放映を観ましたよ。冒頭の、橋ナメで怪獣が現れる様子は「おっ!」となったものの、非現実を現実に消化する上で生じる矛盾を処理できていない印象でした。非常に評価が高いのはこんな作風を見たかった趣味の方が多かっただけなのでは・・・。でも続編が作られるということなので、「趣味の人」が多いんでしょうね。
この作品、何が興味を引かないかといったらロボットのデザインがまるでダメなところです。
好きな方には申し訳ありませんが、私的には特徴も無いわヒーロー性も無いわで゛イイとこナシな感じです。かといってこの世界観に合うデザインというものがまるで想像できませんが、結局飛び道具でトドメなら格闘する必要も無いし。以前は航空機と地上兵器で駆逐してるわけだし。
怪獣は恐竜系でカッコイイものの全てが似たような感じで、成田亨さんがデザインされるところには遠く及びません。同じ大きさの怪獣(生体)とロボット(人形)では、ロボットの装甲の脆弱性が強調されるので殴られる度にドキドキです。
対決も格闘に不利な海ばっかし。海と言えば何かでチラリと見た、「ウルトラマンレオ」初回の、暗雲立ち込めた海上での格闘シーンによく似ていますね。亀裂消滅後に晴れた天気になるのもわかりやすすぎる演出です。
そんなこんなでもう二度と見ることは無いなというのが僕の評価です。
世界観が違うのでコレをパシフィック・リムに使ったら・・・などとは思いませんが、カッコイイと思うロボをご紹介。
よく動くけれどクニャクニャで自立できない、作り手側の自己満足製品ばかりが溢れるフィギュア業界ですが、可動と耐久性を兼ね備えた製品もあるよ!と書いたことがあります。
発売日からかなり経過、絶版となった現在はとんでもないプレミア価格が付いていますが2016年に再販するとのこと。 「真ゲッターロボ 世界最後の日」というオリジナルアニメーションに登場したロボットです。
当時中古LDを購入しましたが、けっこうな値段でした。今ならセットで1000エン以下で買えるのに・・・。
この作品の魅力はここ数十年の中であまり類を見ない重量感と、続編の主役メカゲッターロボGを量産兵器とし、しかも主人公側の敵とするなど大胆かつ迫力に溢れたアレンジ描写でしょう。ただし敵は何だか死なないような不定形のようなヤツで、大嫌いなパターンでした。ハナシそのものも、あまり面白く無くて全く覚えていません。
大筋では記憶に残らなかったものの、カッチョイイ描写がそこかしこに散りばめられた本作。
中でも、不敵な面構えで登場した本機は、原作の主人公・流竜馬が月面基地で改修したゲッターロボでキョーレツに覚えています。何故黒いかというと、本来は赤くて黄色いパンツのアレが大気圏突入で黒く焼けたそうです(知らなかった・笑)。
凶暴な顔つきとシンプルなスタイル・重量感・配色は大人しかわからない(そもそもイイ大人はロボット自体に興味無いんでしょうがどうでもいいや)イブシ銀の魅力で、子供には「コレ、わるいロボットでしょ!?」と言われること必至です。
ガンダム以降・・・ロボットマンガの方向性をガラリと変えた初代の「起動戦士ガンダム」を悪く言うつもりはさらさらありませんし、中には実機からのアプローチで新しいスタイルを築いた「バルキリー、さらにデストロイド(超時空要塞マクロス)」や、美術品に通ずる感性を取り入れた「ヘビーメタル(重戦機エルガイム)」など新しい発想もありましたが、作品の多くは「リアル」をはきちがえたマッチ棒みたいなロボットでした。はっきり言うと、ニセガンダムばかり。リアルを目指す割には脚がミョーに長くて重心が上すぎたり。全身ノズルだらけだったり。何だか、頭でっかちで小賢しい。アニメマンガばかり見ていたクリエイターしかいないのか。
「ゲッターロボ」はそれ以前の「スーパーロボット」に分類されるもので現在の潮流とは違いますが、たまにはこんなロボもいいんじゃないかなと思う、今日この頃。重量感で言えば小林誠さんのジャイアントロボも、とても良いですねえ。
追伸
今回のハナシとは関係無いけれど、「ワールド・ウォーZ」、つまらなかった・・・。
デザイン的に言えば、「ヘル・ボーイ ゴールデン・アーミー」がヨロシイです。
しかし、どちらもDVDを持っているものの、何度も観たくなる気にさせる作品ではありません。
結末すら、よく憶えていない有様です。
そんなこんなで監督作品とは少し距離を置いていましたが、少なからず・・・少しだけ興味もあった巨大ロボット映画「パシフィック・リム」のテレビ放映を観ましたよ。冒頭の、橋ナメで怪獣が現れる様子は「おっ!」となったものの、非現実を現実に消化する上で生じる矛盾を処理できていない印象でした。非常に評価が高いのはこんな作風を見たかった趣味の方が多かっただけなのでは・・・。でも続編が作られるということなので、「趣味の人」が多いんでしょうね。
この作品、何が興味を引かないかといったらロボットのデザインがまるでダメなところです。
好きな方には申し訳ありませんが、私的には特徴も無いわヒーロー性も無いわで゛イイとこナシな感じです。かといってこの世界観に合うデザインというものがまるで想像できませんが、結局飛び道具でトドメなら格闘する必要も無いし。以前は航空機と地上兵器で駆逐してるわけだし。
怪獣は恐竜系でカッコイイものの全てが似たような感じで、成田亨さんがデザインされるところには遠く及びません。同じ大きさの怪獣(生体)とロボット(人形)では、ロボットの装甲の脆弱性が強調されるので殴られる度にドキドキです。
対決も格闘に不利な海ばっかし。海と言えば何かでチラリと見た、「ウルトラマンレオ」初回の、暗雲立ち込めた海上での格闘シーンによく似ていますね。亀裂消滅後に晴れた天気になるのもわかりやすすぎる演出です。
そんなこんなでもう二度と見ることは無いなというのが僕の評価です。
世界観が違うのでコレをパシフィック・リムに使ったら・・・などとは思いませんが、カッコイイと思うロボをご紹介。
amazon様販売サイトより転載。(こちらで購入しましたのでカンベン。)
よく動くけれどクニャクニャで自立できない、作り手側の自己満足製品ばかりが溢れるフィギュア業界ですが、可動と耐久性を兼ね備えた製品もあるよ!と書いたことがあります。
発売日からかなり経過、絶版となった現在はとんでもないプレミア価格が付いていますが2016年に再販するとのこと。 「真ゲッターロボ 世界最後の日」というオリジナルアニメーションに登場したロボットです。
当時中古LDを購入しましたが、けっこうな値段でした。今ならセットで1000エン以下で買えるのに・・・。
この作品の魅力はここ数十年の中であまり類を見ない重量感と、続編の主役メカゲッターロボGを量産兵器とし、しかも主人公側の敵とするなど大胆かつ迫力に溢れたアレンジ描写でしょう。ただし敵は何だか死なないような不定形のようなヤツで、大嫌いなパターンでした。ハナシそのものも、あまり面白く無くて全く覚えていません。
大筋では記憶に残らなかったものの、カッチョイイ描写がそこかしこに散りばめられた本作。
中でも、不敵な面構えで登場した本機は、原作の主人公・流竜馬が月面基地で改修したゲッターロボでキョーレツに覚えています。何故黒いかというと、本来は赤くて黄色いパンツのアレが大気圏突入で黒く焼けたそうです(知らなかった・笑)。
凶暴な顔つきとシンプルなスタイル・重量感・配色は大人しかわからない(そもそもイイ大人はロボット自体に興味無いんでしょうがどうでもいいや)イブシ銀の魅力で、子供には「コレ、わるいロボットでしょ!?」と言われること必至です。
「ゲッターロボ」はそれ以前の「スーパーロボット」に分類されるもので現在の潮流とは違いますが、たまにはこんなロボもいいんじゃないかなと思う、今日この頃。重量感で言えば小林誠さんのジャイアントロボも、とても良いですねえ。
追伸
今回のハナシとは関係無いけれど、「ワールド・ウォーZ」、つまらなかった・・・。
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