(個人的に) いまひとつだった実写版から数年、ビジュアル点では全く文句のつけようがない大作となる予感がする「GANTZ:O」 。実在の人物とは表情が明らかに異なりますが、原作のイメージを完璧に再現している点が素晴らしい。久々に、劇場に足を運びたくなるような映像です。
その終わり方が物議を醸し出し、多くのファンが離れていった「原作・ガンツ」。
しかし、巨大ロボットや腕のでかいスーツ、くせのある大阪チームの登場など、「大阪編」が面白いエピソードであったのは間違いありません。主人公不在でも成立する作品てすごくないですか。
「仏像」や「恐竜」「鬼」編とかも好きなんですけれど。
昔、手で作ったやつ(笑)。
立体として破綻しないCGモデリングによるキャラクター造形は、原作者様はもちろんのことファンの皆さんの理想とされる最終点だと思います。
実在の人に置き換えれば当然似ていないわけだし、ましてや「人が描く」アニメーションでは絵にバラつきが生じるのはいたし方ありません。
特に「OVAガンツ」、仏像編しか見ていないのですが、昭和のテレビマンガみたいに「好きに描いちゃった」絵が、すこぶる下手くそで本当に驚きましたよ。よく販売したもんだ。
この映画が成功すれば、マンガ原作映像化作品の新たなる指針になるかもしれません・・・ただし、「劇画タッチ」の作品に限りますが。
基本的にマンガの映像化はあまり好きではありませんが、どうしても映像化したい、ということでしたら是非このような形態でお願いします。「SLUM DUNK」とか「JOJOの奇妙な冒険」とかね。
ああ、「JOJO」はビデオゲーム(プレイステーション3?)の、あの感じで十分です。ゲームシステムの評判はよろしくありませんがガンツに便乗して何とかならないものか。楽しみに見ている方には申し訳ありませんが、テレビアニメのジョジョは酷いもの。
人が演ずるマンガ原作作品て大抵が失敗するんですが、「変態仮面」はよく出来ていてびっくりしました。ロボットは要らなかったけれど。
0 件のコメント:
コメントを投稿